CA Advanced Authentication - 8.1.3 - Japanese - Japan : ユーザ アカウントの管理および OTP の生成

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CA Desktop OTP クライアントでは、ユーザ アカウントのプロビジョニング、編集、または削除を行い、OTP を生成して、保護されているアプリケーションを認証できます。

CA Desktop OTP 認証情報を使用して保護されているアプリケーションまたはリソースを認証するプロセスには、以下のような手順が含まれます。

CA Desktop OTP クライアントの起動

以下の手順を使用して CA Desktop OTP クライアント を起動して、ユーザ アカウントのプロビジョニングおよび管理を行います。

Windows の場合

以下の方法で、CA Desktop OTP クライアントを起動します。

  • [スタート]-[プログラム]に移動して、[CA Desktop OTP Client]をクリックします。

OS X の場合

以下の方法のいずれかで、CA Desktop OTP クライアントを起動します。

  • シングル ユーザ モード: /Users/<ユーザ名>/Applications に移動し、[CA Desktop OTP]をダブルクリックして、起動します。
  • 共有モード: /Applications に移動し、[CA Desktop OTP]をダブルクリックして、起動します。

ユーザ アカウントの管理

ユーザ アカウントは、以下のユーザ アカウントのプロビジョニング、編集、または削除方法によって管理されます。

    • 新規ユーザ アカウントのプロビジョニング
    • ユーザ アカウントの編集または削除  

新規ユーザ アカウントのプロビジョニング

ユーザ アカウントは CA Advanced Authentication サーバで管理者によって作成され、アカウント情報(サーバURL、ユーザ ID およびアクティベーション コード)はユーザに通知されます。 ユーザはこの情報を使用して、CA Desktop OTP クライアントへの自分のアカウントのプロビジョニングを行います。 ユーザは複数のユーザ アカウントを持つことができます。これは、ユーザが複数の保護されているリソースにアクセスできることを意味します。 たとえば、JSmith というユーザは MyBank.com および Acme.com アプリケーションにアクセスでき、同じ CA Desktop OTP クライアントを使用して両方のアカウントを保持できます。 新規アカウントをプロビジョニングするには、以下の手順を実行します。

  1. このプロセス中に、ネットワークに接続されていることを確認します。これは、アカウントの追加がオンライン プロセスであるためです。
  2. 初めてアプリケーションを使用する場合、新規アカウントをプロビジョニングするメイン画面として[アカウントの追加]画面が表示されます。 それ以降のプロビジョニングについては、[設定][アカウントの管理][アカウントの追加]を順にクリックします。
  3. アカウントをプロビジョニングするために、管理者から受け取った以下の情報を入力します。

    サーバ URL: 保護されているリソースが利用可能な URL。
    ユーザ ID: それを使用してアプリケーションでアカウントが作成される一意の名前。
    アクティベーション コード: アプリケーションから受け取ったアクティベーション コード。

  4. [次へ]をクリックします。 
  5. CA Desktop OTP で使用するパスワードまたは PIN を設定します。 [PIN の入力]および[PIN の確認]フィールドに、CA Desktop OTP 認証情報の新規パスワードまたは PIN を入力します。
  6. [OK]をクリックします。 [成功]画面が表示されます。
  7. [OK]をクリックします。 アカウントが新規に追加された[アカウント]画面が表示されます。
    CA Desktop OTP 認証情報は、ダウンロードし、ユーザのシステムにロックできるようになりました。 これは、この認証情報を別のシステムにコピーしても機能しないことを意味します。

ユーザ アカウントの編集または削除

ユーザ アカウントの任意の変更をそのユーザ アカウントの編集オプションを使用して行うことができ、もはや存在しなくなったアカウントは削除できます。 ユーザ アカウントを編集または削除するには、以下の手順に従います。

  1. [設定]をクリックし、[アカウントの管理]をクリックします。
  2. 編集または削除する必要があるアカウントをドロップダウン リストから選択します。
  3. [編集]または[削除]をクリックします。
  4. 編集: [表示名]フィールドにアカウントの新しい名前を入力します。 [保存]をクリックします。
  5. 削除: [削除]をクリックします。 確認のポップアップが表示されます。 [OK]をクリックして、アカウントを削除します。 アカウントが削除されます。

OTP の生成

アカウントを正常にプロビジョニングした後に、CA Desktop OTP クライアントを使用して保護されているリソースを認証するために、OTP を生成します。 OTP は以下の方法で生成できます。

    • CA Desktop OTP クライアントの使用 
    • さまざまなモードの使用 

CA Desktop OTP クライアントを使用して OTP を生成するには、以下の手順を実行します。

  1. [アカウントの管理]画面で、正しいアカウントが選択されていることを確認します。
  2. メイン画面の[PIN]フィールドに、CA Desktop OTP の PIN を入力します。
  3. (サイン モードにのみ該当)[チャレンジ]フィールドに認証チャレンジを入力します。
  4. [OTP の生成]をクリックします。
  5. OTP を保存し、[完了]をクリックして、[OTP ジェネレータ]画面に戻ります。

さまざまなモードを使用して OTP を生成するには、以下の手順を実行します。

CA Desktop OTP クライアントは OTP を生成するためにさまざまなモードをサポートしていて、使用されるモードは認証タイプに応じて異なります。 たとえば、パスワード ベースの認証用の OTP またはチャレンジ レスポンス ベース認証署名用の OTP を生成できます。

  1. [設定]をクリックし、[アカウントの管理]をクリックします。
  2. OTP が生成される必要があるアカウントをドロップダウン リストから選択します。
  3. アカウント リスト内の[モード]ラジオ ボタンからモードを選択します。 OTP の生成に使用するモードをクリックします。
    • 識別: このモードはプレーン パスワード認証に使用される OTP の生成に使用されます。
    • サイン: このモードは、チャレンジ レスポンス ベース認証でチャレンジに署名するために使用される OTP の生成に使用されます。
  4. メイン画面の[PIN]フィールドに、CA Desktop OTP の PIN を入力します。
  5. (サイン モードにのみ該当)[チャレンジ]フィールドに認証チャレンジを入力します。
  6. [OTP の生成]をクリックして、選択されたモードの OTP を生成します。
  7. OTP をコピーし、[完了]をクリックして、[OTP ジェネレータ]画面に戻ります。
  8. コピーした OTP を使用して、保護されているアプリケーションに対して認証を行います。